2014.10.11
水温上昇とともにたくさんの幼魚たちが現れ始めました。ニューカレドニアの春の訪れを感じる瞬間です。
イルデパンに赴任して初めてハナゴンベの幼魚を発見しました。流れが強い中、成魚は岩窪から飛び出して泳いでいましたが、この幼魚はジッと中に入ったまま。世界遺産の綺麗なイルデパンの海を、早く大人になって見渡せるようになってもらいたいです。
例年ヌメアでは10月頃から出てくる固有種エレガントゴビーの幼魚。こちらイルデパンでも10月に入り、数個体見かけるようになりました。成魚になるにつれて口元に黒い線が出てきてオヤジ顔になる彼。小さい頃はこんなにとっても可愛いのに。2~3月頃になると可愛い幼魚は見かけなくなります。
懸命に流れに流されないよう泳いでいたのがセナキルリスズメダイの幼魚。近くにいるハタタテハゼとは違い、泳ぎに必死感が伝わってきました。これからしばらくは可愛い幼魚たちをガイド中に紹介する時間が長くなりそうです。
天候: 晴れ
風: 南東 5kt/h
波高: 0.1m
気温: 25℃
水温: 23℃
透明度: 30m
流れ: 0.3kt/h
干潮: 03h05 0.14m / 15h35 0.42m
満潮: 09h30 1.34m / 21h24 1.18m
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