STAFF BLOG|ニューカレドニアの離島イルデパンのダイブセンター
クニエスクーバセンター

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カスミラ
2015.07.20
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他の種よりも一足早く産卵を始め、腹部に卵を抱えているオスのオイランヨウジ。
現在イルデパンで卵を抱えているのはピグミーシーホースとクマノミ達、そして彼らです。ちなみにイルデパンに生息しているクマノミ達は年中産卵活動を行っております。現在の水温は22℃。昨年のデータを見ると水温が24℃ほどに上がり始める9月頃にスズメダイ始め、様々な生物が産卵を始めます。ですので他の生物と比べ、この種は一足早く始めています。オイランヨウジの卵を守る方法はピグミーシーホースと同様、オスが卵を守ります。しかしピグミーシーホースと違い、ヨウジウオには育児囊がないため、ゼラチン質に包まれた卵塊を腹部に付けています。いつ落とさないか心配で見つめていますが、案外しっかり着いていますので問題なさそうです。徐々に産卵を始める生物が出始めました。個人的には一番好きな季節の到来が近づいてきているので、とっても楽しみです。

天候: 曇り
風: 北 18kt/h
波高: 0.2m
気温: 21℃
水温: 22℃
透明度: 10m
流れ: 0.15kt/h
干潮: 04h17 0.39m / 16h08 0.32m
満潮: 10h05 1.08m / 22h36 1.24m

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