STAFF BLOG|ニューカレドニアの離島イルデパンのダイブセンター
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カスミラ
2015.08.30
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ハナビラクマノミの卵を発見。懸命に口や鰭を使って新鮮な海水を卵に送っていました。
ニューカレドニアには4種類のクマノミが生息しています。固有種であり生息数が一番多いバリアリーフアネモネフィッシュ。水深1m〜3mと比較的水深が浅い場所に生息するレッドアンドブラックアネモネフィッシュ。近づくと果敢に威嚇をしてくるクマノミ。そして他のクマノミよりも臆病ですぐに隠れてしまうハナビラクマノミです。
ハナビラクマノミのみ、他3種のクマノミの根城に紛れ込んでいるところを見ることができます。先日卵を産んでいるのを確認し、本日経過を撮影してきました。バリアリーフアネモネフィッシュ、クマノミの卵はイクラのようにピンク色をしているのですが、ハナビラクマノミの卵は黄色です。まだ産んだばかりで、まだ卵の中にいる稚魚の目などは形成されていません。通常1週間ほどでハッチアウトを行いますので、10月3〜5日頃まで観察できると思います。現在クマノミ類の産卵絶頂期です。他のポイントでは6つの根で卵を観察することができます。

天候: 晴れ
風: 北 18kt/h
波高: 0.2m
気温: 24℃
水温: 23℃
透明度: 25m
流れ: 0.1kt/h
干潮: 02h01 0.22m / 14h02 0.08m
満潮: 07h55 1.30m / 20h26 1.45m

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